チェンソーマン英語備忘録第5話です。
注:最新話までのネタバレを含む可能性があります
ここまでストレートなタイトルがあったでしょうか。
デンジとパワーが巡回するシーン
デンジをどつくパワーのシーン
thirst 〔のど・口内の〕渇き/強い欲望、渇望、熱望、切望
I'm thirsty for blood でも同じ意味になりそうだけどなんで名詞のほうを使ったんでしょう。
マキマさんの説明回想シーン
extermination 駆除
絶滅、皆殺しもこの意味。
終了(させる、している)や結果、解雇などを示す termination 。
調べて知ったんですが、terminator には「終わらせる人」という意味以外に「《電気》ターミネータ、終末抵抗アダプター◆信号回路の終末に取り付けることで信号の反射によるエラーの発生を防止することを目的としたアダプター」の意味もあるらしく、映画の世界のシュワルツェネッガーは防止の意味も兼ねていたのかなって思いました(ロボットだし)。
faculty 〔ある分野の身体的・精神的〕能力
日本語版だと理性(能力は能力ですが)になっていたのでちょっと違うかなとも思いますが、学部や学科、先生を指す意味もあるそうなので、イメージとしては知性に近い能力を指しているかもしれません。
なお、理性は reason,ratiional,sense で、知性は intelligence でした。
attract 引きつける
二話で出てきた draw attention とattract attention でどういう違いがあるのかなと調べたところ、まずそもそもどちらも意味としては同じであり、また文脈で判断する必要があるとしつつ以下4つの違いがあるようです。
①attract attention は誰かに気づいていてもらうときに使う
②draw attention はネガティブ、attract attention は主にポジティブ
③draw attention が細部に対しての注目で、attract attention は一般的に注目を集める
④draw attention のほうがより口語的でattract attention だと少しフォーマル。
traffic 人通り、渋滞
車だけを指すかと思っていたのですが、人も指すのがびっくりしました。
いちおう調べてみたところ、車両の混雑以外に「ものごとがすらすらとはかどらないこと。とどこおって進行しないこと。」とも定義されていました。
人混みで検索すると、crowd でいけるそうです。
run into 偶然[ひょっこり・ばったり・思いがけなく・偶発的に]~に出会う、~に出くわす[遭遇する]
駆けっこする以外にこんな意味が。
scowl (怒って、または不機嫌で)顔をしかめる、いやな顔をする
3話でアキが丁寧な関係を築いていたようですが、魔人がパトロールすることはさすがに受け入れられていない模様ですね。
まあ、蜘蛛の魔人や暴力の悪魔などの説明の時のように暴れられて被害が増える可能性が高いとなればいい顔はしないと思います。そういう存在を使ってパトロールさせることができているマキマさんの実績と根回し力もがすごい。
higher up 〈話〉〔組織内で高い地位にいる〕上役、上司、高官、首脳、お偉いさん
部隊が結果を出せなければお偉いさんが解散させちゃうかもしれない。そうなったら君たちがどうなるかわかるよね。って脅しです。
パワーとの魔人退治
up した
"He's the one who paired you two up. "の up の部分。
upには上以外にも完了や強調のイメージがあるようで、おそらくこの意味であっているのではないかと思います。言われてみれば (撮影終了を示す)オールアップや、end up も似たようなイメージです。
jerk いやな奴
日本語版では「ヤロぉ」
force out 解雇する、首にする
force が「強制する」などの意味を持つので、それを使ってout させるって感じでしょうか。
ナマコの悪魔
sea cucumber ナマコ
ナマコとはこれのことです。
海のキュウリと呼ばれているようですが、あまり似ているイメージないですね。
ちなみに、英語圏でもキュウリはよく食べられている(ピクルスで酢漬けにされり、スライスしてサラダに入れる)そうですが、海外のキュウリは日本のキュウリと比べて大きく、日本のキュウリを指すときはJapanese cucumber というのが適切だそうです。
↓が海外のキュウリ。写真の撮り方かもですがでけー印象。
また、スーパーでは cuke と呼ばれているとのこと。
glory 栄光、名誉、称賛、賛美
日本語版では手柄(credit、achievement、deal)
(全然関係ないですが)アイシールド21の王城ホワイトナイツが試合前にいうセリフには「glory on the kingdom!!(王国に栄光あれ)」で、かっこよかったと思った記憶がずっと残っています。
マキマさんがパワーとデンジを説教するシーン
仕事のルールを教えるマキマさん
consider (…を)みなす、考える
どっちにするかちょっと難しいんですが、Itがobstruciton og justice と考えられる、見なされる、ということかなと思います。
obstruction of justice 正義の妨害
日本語版だと業務妨害。
↓の例文の [Kaseke was arrested on the ground and charged with misdemeanour obstruction of justice and interfering with the operation of an aircraft.]が場面の状況に一番近いかなと思います。
https://dictionary.cambridge.org/ja/dictionary/english/obstruction-of-justice
engage 〔利用するために物や場所を〕手配する、予約する
blame 非難する
ほぼ1日目から責任取らされるデンジ大変ですね。
cut out 向いている
切り取る、(動作を)止めさせる などの意味があったのですが場面にあっていないな~と思って探した結果これが見つかりました。
なお、「notをともなって否定の意味で「〜に向いていない」として使われることが多い」とのこと。
デビルハンターに向いていないのかな殺処分
そして記念すべき(?)パワーの初めての嘘へ。
パ「こいつが殺せって言ったんじゃあア~」
デ「はあ~!?」
デンジとパワーが口論するシーン
not even ~でさえない
I NEVER SAID THAT! NOT EVEN CLOSE! なので、それに近いことさえも言ってない、とかでしょうか。
言ってないです(⇒マキマさんへ)、言ってねぇ(⇒パワーへ)で一応分けているのデンジとしてはえらいのでは。
throw someone under the bus 〈米話〉(人)を犠牲にする、(人)を裏切る
なんでバスの下に放り込むことが裏切ることになったかわかりませんでしたが、新聞記事が出典だそうです・
command 命じる
commander で「指揮官」。
バイアスがあるかもしれませんが、PC関係で使われることが多いイメージです(コマンドプロンプト、隠しコマンド)。あとはコマンドサンボとかでしょうか?
creep ぞっとする感じ 、(人にうまく取り入るような)いやなやつ
最初に出てくるcreep(日本語版は「コワっ」) が前者で、あとのcreep(日本語版は「気持ちワリイなあ」) が後者の意味合いに近いかなーと思います。
他にも、忍び寄るとか、這うなどでつかわれているみたいです。
defamer 中傷や侮辱によって他人の名声を攻撃する人
ここら辺からデンジも感情的になって収拾がつかなくなっていきます。
deciever 詐欺師
『クロサギ』の英語版タイトルは『The Black Swindler』で、この Swindler も詐欺師だそうです。
Swindler は財産などの利益目的の詐欺師で、
deceiver は意図的に誤解させたり、だましたりする人で他人との付き合いにおいて不誠実なな人、とのことなので、嘘つき!(LIAR!)みたいなイメージだと思います。
proof 証明、証拠
stupidface 間抜け面、愚かな行動をとる人
情報が少ないのでスラングかなーと思いますが。stupid が愚かな、ばかな、という意味なので単語の意味としては推察できます。
You're the proof, stupidface!! で訳すとしたら、「顔に書いてあるぜ!」かなぁと思います。直前のパワーの顔がすごい狼狽していますし。
nasty 汚い
この後のセリフ、日本語版だと「ワシはやれって言われたんじゃ」ですけど英語版だと "I ONLY DID I WAS TOLD.'TIS TRUTH" なので「それが真実じゃ」という意味を追加していると思います。
weired 奇妙な
sound cool ?
ここちょっと謎です。「いいね」を表す sounds cool がありますが、sがついていないし、いいねだとしても訳が少し難しいです。
いいねに合わせるとしたら「お前が変な話し方するより話すのやめたほうが全然いいぜ」みたいな感じでしょうか。
までじここの喧嘩シーン言葉数多くて大変です。
マキマさんからのお叱り
honestly 正直に; 率直に
big things 大きな仕事
日本語版だと活躍
デンジとパワーの会話シーン
screw up 失敗、へま、台無しにする
ここ、喧嘩しているのにデンジから話しかけるのとてもいいですね。お兄ちゃん感が出ています。
chick 《俗語》 若い女,娘
ひよこの意味もあるそうです。かわいいね。
get along 仲良くする
はかどる、(なんとか)やっていく・暮らす の意味も。
instinct 本能
make off 逃げ去る
make off with で「~を持ち去る、~を盗む、~を奪い去る」
他に近い意味だと
take away、carry off で奪い去る
kidnap で誘拐する、abduction で拉致する など。
meowy ニャーコ
岸辺さんがニャンボと読んだときになんと訳されているのかが楽しみです。
ally 味方
doubt 疑い
「猫に対してこんな感情になるのがお前にわかるか疑わしいけどな」
デンジはこの時、「猫のため?下らねぇ」と言っていますが、あとあと自分の記憶をもとに置き換えて理解したときのことを考えると、こいつ成長したな(するんだな)ってわかっていいですね。
comprehend 理解する
ニャーコ奪還と胸を揉ませることの交渉シーン
chest 胸
boobs のきれいな言い方ですね。
how dare よくも、何という
how dare you ○○でよくもまぁ○○できるものだ
いやほんと、ここのちょろさとスピード感が最高なんですよね。パワーもびっくりしているくらい。
デビルハンターとして、許せないなんて言っているのもちょっとごまかそうとしているのが見えて面白いです。
murderize めった殺しにする
ぶっ殺す。
5話が終りました。デンジとパワーが口論するシーンは単語数多くて疲れました。キュウリが楽しかったです。6話もがんばります。